紫外線を浴びると皮膚ガンを誘発する可能性があると先に述べましたが、それを早期に発見するための1つの方法が、ホクロに注意することです。ホクロは目に見えるものですから、自分で気をつけてチェックしてください。
ホクロには先天的なものと後天的なものがあり、後天的なものは2歳ぐらいからできて少しずつ増える場合があります。
気をつけたいのは、20歳以降にできるホクロと、色や形が変化してくるホクロ。それらは悪性黒色腫といって、皮膚ガンの初期の病変の場合があるからです。
その恐れがあるホクロを発見する診断ポイントは、次の5つです。
A(Asymmetry=非対称)
左右対称ではないホクロ
B(Border=辺縁)
辺縁がギザギザになっているホクロ、
シミが広がっているホクロ
C(Color=色)
黒の中にグレーや白、赤など色のばらつきがあるホクロ
D(Dimension=直径)
直径が5mmを越えるような大きさのあるホクロ
E(Elevation=高さ)
平らだったものがふくらんで厚みが出てくるホクロ
5つのうち、1つでも該当するほくろがあるときは、悪性のほくろかもしれません。中途半端な治療は、命取りです。
20歳以上の人で新たにできたホクロがこれらのような状態のものであったり、すでにできていたホクロがこれらの状態に変化した場合には、皮膚ガンである可能性があります。
日本人の場合、ホクロの約4割は手や足の裏にできますから、よくチェックするようにしてください。とくにしょっ中日焼けをしている人は注意が必要です。
もし気になるようなホクロがあるなら、できるだけ早いうちに取ってしまうことをおすすめします。ホクロは手術やレーザー治療で取ることができますから、専門医に相談するとよいでしょう。
|