ニキビ跡の治療法について

 にきび跡の陥没の治療について説明致します。今まで、どのような治療受けたのかはっきりしませんが、ニキビ跡の治療は、非常に難しいというのが現状です。肌に傷をつけない、肌に優しい治療法から説明致します。

 皮膚科の一般的な治療の継続、ケミカルピーリング、レチノイド外用剤等を組み合わせるのが良いと思われます。きれいな肌を取り戻すのに大切な事は、現在の皮膚の状態(ニキビ)をこれ以上悪化させない事、悪化させるとにきび跡、皮膚の凸凹が増してさらに治療が難しくなります。

(1)ケミカルピーリングには、浅い、中等度の深さ、深い処置の3種類有ります。にきび跡の陥没の治療には、中等度以上、深く処置する、たとえばブルーピーリング(トリクロール酢酸)を行います。当院では、ごく一部の人にしかブルーピーリングは、勧めておりません。

(2)レーザー治療(皮膚の表面を炭酸ガスレーザー:最新の機種で、皮膚を削る深さを制御できます:Ultrapulse CO2 Laser, コヒレント社)、手術法(グラインダーで皮膚を削る方法)もあります。ブルーピーリング、レーザー治療、手術法に共通している事は、皮膚を浅くけずり傷をつけ、傷の治ると同時に陥没した皮膚の部分が目立たなくなる事をねらう点です。これらは、治療後に色素沈着が起きやすく日本人の肌質には向きません。レーザー治療、手術法は、治療費が高額です(100万円前後)。当院では、現在この治療法は中止しました。

 深いニキビ、跡の残りやすいニキビ、普通の治療で治らないニキビの人に、ケミカルピーリング,レチノイン酸外用剤 の治療をお勧め致します。ただし使用上、いくつかの注意事項が有りますので決められた方法を厳重に守る必要が有ります。




     

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