日光浴によって、皮膚のなかで骨の成長に必要なビタミンDが作られます。
最近(1980年頃)まで、健康のために日光浴が勧められてきました。また日焼けした黒い素肌が、欧米では富と繁栄の象徴と考えられていました。医学の進歩により紫外線の危険性が解明され、今では老化、癌の発生を促進し有害と考えられています。
紫外線を浴びるとメラニン色素が増え、皮膚が黒くなります。増えたメラニンは普通は表皮の角質化とともにやがて角質層から脱落し、皮膚の色も日焼けしてから2〜3ヵ月で元に戻ります。
しかし、日光浴をしすぎて火ぶくれなど皮膚に炎症を起こすと、角化細胞が壊れて角化細胞内のメラニンが真皮に落ち、色素沈着を起こします。これを炎症後の色素沈着といいます。
化粧品かぶれでも同様なことが起こって、炎症後の色素沈着を起こします。それによってシミができるわけです。
また、紫外線によって皮膚の弾力とハリを司る繊維状のコラーゲンを断裂・変性させます。
さらに、コラーゲンを産生する繊維芽細胞の活性が低下し、コラーゲン産生量も低下します。
そのため真皮の萎縮が進行し、これがシワ(深いシワ)という結果を招きます。
紫外線を繰り返し浴びていると、角化細胞の遺伝子に傷がつき皮膚ガンの発生にもつながります。
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