| サンバーンは日焼けをしすぎて皮膚が炎症を起こした状態で、一種のやけどと同じ。それなりの手入れが必要です。 まず、アスピリンなどの消炎剤を飲むこと。これは日焼けをする前に飲んでおくと、火ぶくれの予防にも役立つといわれています。スポーツドリンクなどで水分と電解質の補給をすることも必要です。
ヒリヒリとした痛みと熱を和らげるためには、冷たい水に浸したタオルや氷などで皮膚を冷やすことが大切です。
冷やしたあとは皮膚の乾燥を防ぐために、化粧水をたっぷり与えて水分を補給します。それでも足りない部分には美容液で保湿効果を高めます。そのあと、乳液などを塗って水分の蒸散を防ぎます。
サンバーンの状態は普通は2〜3日でおさまってきます。その後皮膚が褐色に変わるサンタンの状態になります。このときはもう冷やす必要はありませんが、乾燥しやすいのは同じですから、十分に水分を与えて保湿を心がけましょう。
次第に角質層がはがれて皮がむけてきますが、無理矢理はがすのはよくありません。無理にはがして角質層に傷をつけると、さまざまな雑菌が皮膚に入りやすくなるため、かぶれなど皮膚炎を起こしやすくなります。
また、酸素がそこから入って角化細胞に活性酸素ができ、その働きによって傷を治そうとする過程で、メラニン色素を作る色素細胞も活性化されます。その結果、メラニン色素の量が増えて皮膚が黒くなったり、ゴワゴワと厚くなることがあります。
気になってつい皮をむいてしまいがちですが、このような危険がありますから自然にむけていくのを待ちましょう。 そして、日焼け後のシミを予防するには、臨床的にメラニン色素の生成を阻害する効果があることがわかっているビタミンC剤を服用するといいでしょう。ビタミンCは皮膚のハリや弾力を司るコラーゲンを作る補酵素ともなりますから、日焼け後の皮膚の老化を少しでも防止するために摂取することをおすすめします。
日焼け後は全身的な免疫機能が低下しますから、十分な休養と睡眠をとることも必要です。
ファンデーションの日焼け止め効果はどのくらい?
ファンデーションには、紫外線を防止する重要な役割があります。
紫外線は肌を傷め、老化を早める大きな要因の1つです。ですから、ファンデーションはスキンケアの中でも重要な役割をしているといえます。
最近は、日焼けを防ぐためのサンスクリーン剤を含むものが多くなっていますし、サンスクリーン剤が入っていなくても、ファンデーションを塗ることによってある程度紫外線は防止できます。もちろん、日焼け止めクリームを塗ってそのうえにファンデーションを塗れば、それだけ紫外線防止効果は高まります。
それでも、ファンデーションには必ず油分が入っていますから、ファンデーションを塗るということは、油分を肌に与えることになります。そこで、さまざまな注意が必要になります。まず、長時間肌に塗ったままの状態でいると、皮脂とファンデーションの油分が混ざって油っぽくなってきます。その油分が毛穴をふさいで、ニキビの原因になることがあります。 そして、空気に触れ、日に当たることによって油分は酸化しますから、皮膚に悪影響を与えます。酸化によって油性成分の一部に過酸化脂質という有害な物質が作られ、それが角質層を傷めてシワやシミにつながることがあります。
ファンデーションを塗っていることで安心しないで、できるだけ日に当たらないように帽子や日傘なども利用したほうがよいでしょう。 そして、長い時間メイクをしたままでいれば、当然汚れも多く皮膚に付着しますから、肌の機能を低下することになります。このように、ファンデーションを使うことはメリットもあればデメリットもありますから、用が済んだらメイクはなるべく早く落とすように心がけたいものです。会社勤めなどで、どうしても半日以上メイクをしている必要がある場合は、まめに油取り紙で油分を抑えること。できれば途中で洗顔をして、顔全体のメイクをし直すのが一番です。そして、ときどきメイクをしない日を作って、肌を休ませてあげることも大切です。
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