レチノイン酸(レチノイド)の副作用は?

 外用後に、ぴりぴり感、皮膚の赤みが有る時は、このような症状が消えるまで外用を中止します。症状が消えれば、再開します。
通常長くとも2〜4週間で、このような刺激感は出現しなくなります。

 アメリカでは、外用剤として用いる限り、重い副作用は報告されていません。通常の使用量のレチノイン酸軟膏を外用剤で使用しても奇形は出ないと1993年(1982年発売開始)に結論づけられています。日本では認可されていません。しかし妊娠、奇形児等非常に重要な事ですので使用する際には慎重になる必要があります。
妊婦には使用できない事は勿論のこと、妊娠希望の場合は、薬剤を中止して1〜2カ月間、薬剤を体内から排泄させる必要があります。

 動物実験では、人間に外用剤として使用する通常量の500〜1,000倍の量を内服で使用すると、動物の胎児に異常(催奇形性等)が起きる可能性が指摘されています。また通常人間に外用剤として使用する量の100〜320倍の量を外用しても動物の胎児に異常が認められなかったという報告が有ります。

 当院では、これらの点を十分説明し患者さんの納得の上治療を開始します。診察せずにレチノイン酸を処方する事は出来ません。ご希望の場合は、ご予約の上必ず受診してください。保険証も忘れずにご持参ください。




     

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